創建等縁起は不明。八木城跡が残る城山の中腹にありますが、もう長く護持する信者がいないのか、境内は荒れ放題の様でした。既に信仰の場ではないようです。境内は草が生い茂り、不動滝の水音と風に揺れる木々や竹の軋む音だけが不気味に聴こえます。神や仏がいなくなれば魔が棲むのではないか? とさえ思える空間でした。
境内には妙見堂とその背後に不動明王を祀る洞窟、脇に小さな不動滝があり、自然石を祀った小宮も残っていました。参道の石灯籠には「不動明王、妙見宮、稲荷神社」と彫られていて、この小宮が稲荷神社だったのかも知れません。 |
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