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神社名	梅田春日神社（うめだかすがじんじゃ）	所在地	京都府船井郡京丹波町水原宮ノ下
御祭神	武甕槌命（たけみかづちのみこと）　　天児屋根命（あめのこやねのみこと）　　経津主命命（ふつぬしのみこと）　　比売神（ひめがみ）
創建時期は不明。国花万葉記の中に「文永年中（1264〜1274年）大和三笠山より勧請された」とあるようです。その後村内の梅田神社が合祀され梅田春日神社となったそうです。梅田神社は森谷入口手前の山の中腹にあったとも、上大久保の「トリイ」地区の名は昔梅田神社の鳥居があった名残だとも言われています。地域の中心的神社で、旧社格は郷社。現在の参道は国道９号線に面していて、白い大きな鳥居がよく目立ちます。しかしかつては東側の参道が本道だったようです。文久三年(1863)に再建されたと伝わる現在の本殿は三間社流造の大きな社殿で、施されている彫刻も近隣屈指の荘厳なものです。 　また境内には、当社よりも古くから祀られていた「庚申さん」の猿田彦神社も鎮座します。 由緒案内等はありません
文化財	【　府登録文化財　】　　本殿および境内社猿田彦社本殿（建造物）
リンク	アタの雑記（管理人のブログ）　　梅田村
備考	猿田彦命…天の神ニニギ命が降臨した時に道案内をしたとされる神。「道の神」「旅人の神」とされる。また伝わっている容姿から天狗のモデルとも言われています。 　【関連記事】
梅田春日神社・猿田彦神社のスクラップブック（記事全文ではありません）
2020年04月06日　京都新聞・朝刊　見出し：　コロナ収束を氏子ら祈願　　春季大祭執行 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５日、猿田彦神社で春季大祭が行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小。例年なら、巫女 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　姿の子どもたちが舞う「太々神楽」が奉納され賑わいますが、今年は関係者による祭典だけにし、ウイルスの収束を 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　祈りました。 2017年04月11日　京都新聞・朝刊　見出し：　太々神楽　子ら優雅に 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　９日、春季大祭が営まれ、巫女に扮した地元の子どもたちが和太鼓の響きに合わせ、伝統の「太々神楽」を優雅に舞 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いました。 2013年04月08日　京都新聞・朝刊　見出し：　神楽奉納　子ら厳かに 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猿田彦神社で７日、恒例の春季大祭が営まれました。「水原の庚申さん」と親しまれている同社は、雷除けや雨乞い 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の信仰を集め、神事の後、小学３年生から中学１年生までの１１人が、氏子の家内安全を祈願して神楽を奉納しまし 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　た。巫女役の女児は紅白衣装で扇や鈴を手に舞い、男児は烏帽子姿で太鼓や鉦を打ち鳴らしました。境内では甘酒や 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豚汁の接待もあり、大勢の参拝者で賑わいました。 2012年04月08日　京都新聞・朝刊　見出し：　帝釈天像３０年ぶり開帳 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猿田彦神社で７日、約３０年ぶりに帝釈天像を開帳する中間大祭が始まり、稚児行列や神楽奉納が営まれました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　６０年に１度巡る庚申の大祭と、その約３０年後の中間大祭では、特別に開帳や稚児行列などを催しています。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午前１０時、地元の小学生や保育園児ら６０人の稚児行列が水原公民館を出発。平安装束を身にまとい、桜の造花を 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手に、神社までの約５００�bを練り歩きました。祭りは９日までで、８日は神社周辺で山車が巡行します。 2012年04月04日　京都新聞・朝刊　見出し：　太々神楽　歩幅合わせ　　30年に１度の大祭へ児童稽古 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　水原の児童たちが、猿田彦神社の中間祭で奉納する神楽の稽古に励んでいます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神楽は90年ほど前から毎年、氏子の子供たちが担い、今年は女児７人が巫女、男児４人が太鼓をたたく楽人を務めま 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　す。 2011年04月04日　京都新聞・朝刊　見出し：　児童　優雅に神楽奉納 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３日、猿田彦神社で恒例の春の大祭があり、地元小学生が神楽を奉納して家内安全などを祈願しました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同神社は1326年創建とされ、「水原の庚申さん」として知られ、雷除けや交通安全の信仰を集めています。神事に続 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いて紅白の衣装をまとった巫女役の女児７人が金色の扇子と鈴を手に「総舞」と「四人舞」を披露。楽人を務める男 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　児の太鼓とかねに合せて優雅な所作を見せた。来年は30年に一度の大祭を開催します。 2010年03月30日　京都新聞・朝刊（特集）京丹波町　水原地区：「子供の成長　地域で見守る」 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梅田春日神社境内にある猿田彦神社の伝統芸能の記事が出ていました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　猿田彦神社の春の大祭（４月４日）で披露するため、地元の小学生が伝統芸能の「太々神楽」（だいだいかぐら）の 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　練習に励んでいます。水原の子供は１度は必ず神楽を経験するそうで、これにより地域に対する愛着が芽生えるのだ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　とありました。神楽では「巫女」の女の子が紅白の衣装で舞い、男の子は太鼓やかねを打ちます。
梅田春日神社のギャラリー
国道に面した南参道（2012年4月）		手水舎（2009年11月）
吽形（2009年11月）		阿形（2009年11月）
境内（2013年11月）		境内（2013年11月）
本殿（2013年11月）		本殿（2013年11月）
本殿（2013年11月）		本殿（2013年11月）
本殿（2013年11月）		本殿（2013年11月）
本殿（2013年11月）		神使いのカエル（2009年11月）
境内社・八幡宮は厄除けの神様（2013年11月）		境内社・左が稲荷神社　右が大山祇神社（2013年11月）
遥拝所（2013年11月）		東参道の鳥居（2013年11月）
猿田彦神社（水原の庚申さん） 由緒書によると、正中三年(1326)の建立で、承応二年(1653)に修補し、文政年間(1818〜1830)に上屋を再建したとあるそうです。往古は梵天帝釈天と称え、６１年毎（庚申年）に開帳を行っています。明治に入り神仏分離令によって猿田彦神社に改称しました。当社は昔から雷除けの神として、また雨乞いに霊験のある神として近郷の信仰が厚く、氏子の家には雷が落ちないと言われています。 ここでいう開帳とは、帝釈天時代の本尊である木造帝釈天像（平安時代末期の作と伝わる）を、庚申の年毎（６０年毎）に開帳し、参拝者に拝観してもらうことで、６０年毎に本開帳、本開帳から約３０年後の辰年に中開帳（中間祭典）が行われています。 当社は神楽の神でもあり、古くから太々神楽が奉納されてきました。
旧狛犬・吽形（2009年11月）		旧狛犬・阿形（2009年11月）
庚申の猿・吽形（2011年12月）		庚申の猿・阿形（2011年12月）
三間社の社殿（2011年12月）		社殿（2013年11月）
		社殿に吊り下げられているのは、氏子や参拝者による手縫いの奉納猿です。
社殿（2013年11月）