大井神社

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大井神社

神社名

　大井神社（おおいじんじゃ）

所在地

京都府亀岡市大井町並河１丁目３－２５　（０７７１－２２－５０６６）

御祭神

　御井神（みいのかみ）　　月読命（つきよみのみこと）　　市杵島姫命（いちきしまひめのみこと）

創祀時期は和銅三年(710年)。社殿は明智光秀の丹波攻めで焼失した後、天正十二年(1584年)に秀吉により再建されるも老朽化が激しく進み、平成２２年にご鎮座１３００年記念事業として全面修復工事が行われました。
御井神と市杵島姫命が京都・松尾大社から神使いの亀に乗って大堰川を遡上されたが、保津峡の急流を乗り越えられず、鯉に乗り換えてこの地まで来られ鎮座されたのだと伝わっています。故に大井の氏子たちは決して鯉を食さず、端午の節句には鯉のぼりをあげません。
８月の夏祭（花祭）は夜の祭りで、各地区より立花を、また氏子有志が生花を奉納します。
大井神社は「亀岡の自然100選」に選ばれています。
延喜式内社。　旧社格は郷社。　神饌幣帛料供進神社。

由緒
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文化財

【　府指定文化財　】　　立花行事（無形民俗文化財）

リンク

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　大井神社公式サイト

備考

　御井神…オオナムチ命（大国主命）と八上比売との間に誕生した神。八上比売は大国主命が正妻に須勢理比売を迎えた時、御井神を木の俣に挟んで実家に帰ってしまいました。故に御井神の別名を木俣神（きのまたのかみ）といいます。木の神・水の神、安産の神として信仰されています。

　【関連記事】　

大井神社のスクラップブック（記事全文ではありません）

2024年10月18日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「子ども神輿　５年ぶりに」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　16日、例祭・神幸祭「大井祭」が営まれました。新型コロナウイルスの影響で2019年から中止していた子ども神輿は
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　復活しました。
2021年06月29日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「願い込めた短冊　風に揺れ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　七夕を前に、ササ飾りが設置されました。夏の無病息災を願う毎年６月３０日の「水無月夏越の大祓式」には多くの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　家族連れが参拝します。七夕飾りは２０１２年からササと短冊が置かれるようになりました。
2018年12月31日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「巨大門松飾り　迎春準備整う」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高さ４㍍にも及ぶ大きな門松が本殿前に飾りつけられました。来年１月１５日まで設置されます。
2017年08月20日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「理想の枝ぶり『立花』鮮やか」」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　19日、いけばなの一種「立花」が奉納されました。立花は華道が大成する以前の形式をとどめているとされ、府無形
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　民俗文化財に指定されています。神社に残っている花器の銘から、少なくとも３００年以上前には始まっていたと
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みられています。
2016年12月25日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「迎春　鮮やか門松飾り」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　24日、氏子総代らが色鮮やかな門松を作り、本殿前の参道に設置しました。
2016年10月17日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「あぜ道ゆるり駆馬神事」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　16日、例祭・神幸祭があり、駆馬神事の行列や金色のみこしが氏子地域を練りました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　駆馬神事は実際に馬を走らせることはなくなりましたが、貞観八年（８６６）に始まった競い馬の奉納を継承し、稚児
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　と武者に扮した氏子らの行列として続けています。
2016年08月20日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「枝ぶり　まるで本物の松」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松の古木に松葉を差し、花とともに生ける府無形民俗文化財の「立花」を奉納する行事が19日に営まれました。
2016年06月28日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「茅の輪　無病息災願う」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「茅の輪」は15年ほど前から毎年設けています。今年は26日に氏子総代ら10人が稗田野町太田で集めたカヤを束ね、
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　直径約３ｍの輪に仕上げました。設置は７月３日まで。６月３０日午後６時と同７時半の２回、「水無月夏越の大祓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　式」が営まれます。
2015年12月26日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「迎春準備　門松清らか」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　氏子総代らが迎春の飾りつけ作業を行いました。
2015年08月20日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「松葉青々　古木彩る」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９日夜、松の古木を松葉や花で飾りつける「立花」の行事が催されました。
2015年06月30日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「茅の輪青々　夏乗り切ろう」　きょうから夏越の大祓
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青々とした茅の輪が拝殿前に据えられました。茅の輪は直径約３ｍあり、７月４日まで。大祓式は３０日午後６時と
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同７時半からあり、参列者には厄除けの茅の輪が配られます。無料で茶や和菓子「水無月」の振る舞いもあります。
2014年12月22日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「高さ約３㍍門松お目見え」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２１日、高さ約３㍍の門松がお目見えしました。手で編んだしめ縄も本殿などに飾られ、境内ははや迎春の雰囲気とな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　りました。
2014年10月17日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「馬上の稚児　豊作に感謝」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１６日、例祭が営まれ、馬に乗った稚児や武者が神社周辺を練り歩きました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本殿での神事のあと、稚児と宮司、甲冑姿の氏子ら１２人が騎乗し、馬場に置かれた神輿を回りました。また午後から
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　は神輿が大井町全域や稗田野町の一部を巡行しました。
2014年08月20日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「松と花　夜の境内彩る」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１９日夜、伝統の「立花」の行事が催されました。立花は華道が大成する以前の形式をとどめているとされ、１７世紀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　には既に献花が行われていた記録があり、府無形民俗文化財に指定されています。
2014年06月27日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「今夏も乗り切って」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「夏越（なごし）の大祓」を前に、茅の輪がお目見えしました。３０日の神事に合わせて、毎年設けています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茅の輪くぐりは２８日から７月５日までで、大祓式は３０日午後６時と同７時半からあり、お茶や和菓子の水無月が
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　振舞われます。
2013年11月03日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「伊勢神宮遥拝所」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このほど伊勢神宮を拝むための遥拝所を境内に設けました。
2012年08月20日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「『立花』奉納　鮮やかに」　松の古木に菊の装い
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松の古木に菊の花などを飾り付けた「立花」を奉納する行事が19日に催されました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　境内ではそのほか、歌や手品のステージもあり、大勢の参拝客が楽しみました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「立花」は華道が大成する以前の形式をとどめているとされ、府の無形民俗文化財に指定されています。
2011年12月26日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「ジャンボな迎春準備」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　このほど氏子総代らが１日がかりで門松を完成させました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　門松は高さ約4ｍのあり、早朝から約15人が作業して完成しました。
2011年05月18日　京都新聞・朝刊　　　　ふる里の呼び名：「大井町」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大井の地名は大井神社の池にちなむとされる。かつて赤い湖だった亀岡盆地で、湖の水が引いた後も、この池の井戸
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　の水は枯れることなく残った。そこで「大いなる井戸」と称した名が縮まって大井になった。そして盆地が干ばつ地
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　帯になることを憂いて、大井の神「木俣命」を祭神としたという。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現在でも池の水は丹（赤）の色をしており、由来の根拠をうかがわせる。池はこのほど全面改修され、こんこんと湧
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　き出るようになった地下水には、先人の思いが受け継がれている。
2010年12月24日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「氏子ら門松作り」　迎春準備着々と
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大井神社の年の瀬の恒例行事である注連縄と門松作りが、２３日氏子総代らによって行われました。
2010年10月16日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「舞や和太鼓　厳かに」　鎮座1300年　大祭で祝う
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１６日、今年の鎮座１３００年を記念する式年大祭と例祭が始まりました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神社は和銅３(710)年に元明天皇の命により創建されたと伝わります。例年は五穀豊穣祈願の例祭を１６日に営なんで
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いるが、今年は式年大祭と合せて２日間の日程で催されます。
2010年08月20日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「立花の力作　拝殿飾る」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立花（りっか）を奉納する恒例の立花行事が19日に営まれ、地元住民で賑わいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立花は左右対称の１対からなり、マツの古木に生木のマツの枝葉やキクなどを飾りつけて作ります。毎年氏子たちが手作
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　りしていて、華道が大成する以前の姿を残すもので、府の無形民俗文化財にも指定されています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　境内では「花祭」も行われ、太鼓演奏や手作り行燈が飾られました。
2009年12月24日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「鮮やかに飾りつけ」　氏子ら門松づくり
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　来年、鎮座1300年を迎える大井神社で２３日、しめ縄と門松づくりが行われました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鳥居を飾る長さ9.5ｍのしめ縄は神社正面に住む氏子が、高さ3.3ｍの門松は氏子総代が担当して、毎年この時期に境内に
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　集まり作業しています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　年末の31日は午後11時半から、境内から望める東側の農地に竹灯ろう１００本の明かりで「大井」の文字を浮かび上がら
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　せます。　　　　　　　　　　　
2009年10月17日　京都新聞・朝刊　　　　見出し：「乗馬の稚児ら町内練る」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　五穀豊穣祈願の例祭が１６日に行われました。乗馬した稚児が神輿や氏子を先導して氏子地域を練り歩くお祭りです。

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